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膝内側側副靭帯および関節包損傷(膝関節捻挫)

  内側側副靭帯はかなりの力(外反方向の挫傷、内側の打撲)が加わらないと損傷しない。外力が中等度であると、一部分(通常上方の付着部)の線維のみが裂ける。膝を臨床的に検査しても動揺性は示さないが、靭帯を伸ばすと痛みを生じる。部分断裂によって生じる血腫の中に後になって石灰化をもたらすことがあり、大腿骨付着部に限局した痛みを生じる(Pellegrini-Stieda病)。

 大きな力が働いた場合、まず靭帯の深層に断裂を生じ、力の大きさにしたがって順次内側側副靭帯浅層、内側の関節包、後部靭帯、後十字靭帯、前十字靭帯までも損傷される。急性の完全断裂があると、外反位または外反強制位でのひどい動揺性を呈し、観血的治療が適応である。部分断裂の場合6週間固定で治癒する。内側の靭帯損傷には、脛骨外顆部の骨折が併発することが有るので注意する。