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TOP > 怪我・外傷[総論] >  成長痛

『成長痛』の一覧

成長痛について

 成長痛(病名ではない)には明確な定義はありません。何が成長痛なのか決まっていないと言う事です。小さな子供が夜になると体の色々な部分(主に下肢)を痛がって大泣きする。翌日になると、何ともなかったように遊んでいる。病院で検査してもどこにも異常がない。現在では成長期に起きやすい傷害や骨端症を含め成長痛と呼んでいるようです。「成長痛ですね」と言われてきたお父さん、お母さんは成長する時に出る痛みなので仕方がないと思っている方が多いです。成長する為の痛みで予防も治療もないと思っている方が多く、スポーツ傷害も成長痛と言われ、ネット検索でも成長痛と書かれていて成人すれば自然に治るので放置するしかないとあきらめている方もいます。成長期に多い運動器の痛みを成長痛とひとまとめにしてよいのかどうか大変疑問に思います。ドクターが「成長痛ですね」と言った意味とお父さんお母さんが「成長痛ですね」と言われた「成長痛」の意味が違うのではないでしょうか。私が勉強したころは「成長期に多い傷害・障害・疾患」と「成長痛」は別に学習しました。骨端症なども成長痛としてではなく骨端症(成長期に多い疾患)として学習していますので疑問が湧くのかもしれません。当サイトでは病態のはっきりしている骨端症、スポーツ傷害は別に考えます。

成長痛の経験上の症状と傾向は以下の通りです。医学的根拠を証明するものではありません。

・小学校低学年以下に多い。

・夜(暗くなってから夜中にかけて)症状が出ることが多い。

・関節や筋肉を痛がる。痛がって大泣きする。

・痛い場所が数か所または広範囲でどこが痛いのか判断に困るものもある。

・兄弟の上の子に多い。

・お母さんが働いている家庭に多い。

・日中激しく遊んだ日の夜に多い。

・お母さんがさすってあげると軽快する。

・一度落ち着いても発作的に痛がり症状の強いときはそれを繰り返す。

・日中は普通に遊んでいる。

・神経質な子に多い。

などです。身長が伸びている時期は骨の成長と筋腱の成長にギャップがあります。特に急激に身長が伸びると筋腱はその成長についていけず緊張状態(ぴんと張った状態)になり柔軟性が低下します。通常でも筋肉は激しい運動をすると微断裂を起こし太く再生する性質があります。緊張状態にある筋が運動により微断裂を起こし、安静時血行が悪くなるとその筋は収縮をはじめさらに緊張状態(固くなる)が高くなり、その筋を動かそうとすると強い痛みが発生します。また、この緊張状態は交感神経によって増幅され、不安感などの精神状態が大きく影響すると思われます。

 診断されたら、主治医の指示に従うのを原則として、自宅でできることは、ぬるめのお風呂に長め(汗が出る程度)に入浴させることによって筋の血管を拡張(開く)させ、入浴後は軽く遊びながらストレッチを行います。ジワーと伸ばすように一緒に行ってください。痛い所をさすってあげながら行うのも効果的です。寝るときはお話を聞かせながら子供の体に手をかけて(痛がる場合はさすってあげる)寝かせてください。お母さんが子供の体に手を当てて安心させてあげるのが一番で、痛がる子供と一緒になってあたふたすると子供の不安を助長してしまいます。

 成長痛について医学書を調べてもよく解りません。骨端症やスポーツ傷害については詳しく載っているのですが、原因も確定されていないと言う事なのでしょう。ネット検索でとても分かり易く説明しているサイトを見つけました。詳しく知りたい方は以下のサイトをご覧ください。

成長痛.COM

 

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