明和期四文銭11波

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明和期四文銭11波

2021年5月31日(月曜日) テーマ:日本の貨幣研究

古銭の収集の初心者にとって、まず書籍の単語がわからない。母銭の説明に関しては感覚的なもので全く意味不明である。「本物を数多くみること」が基本であるが、書籍の解説に私なりの初心者向け鑑定ポイントを掲載しようと思う。

明和5年(1768年)江戸深川千田新田で鋳造開始。四文銭は銀座の放漫経営によって滞納された幕府への上納銀返済のため、幕府の許可を経て鋳造発行に至る。四文銭は大型で背に青海波の文様が抽出されている。銀座兼帯の銭座で鋳造された明和期四文銭は、亜鉛を配合した真鍮銭で当初波は21波であったが不良品が多いため11波に変更された。黄系の色調でやや黒ずんだものもあり、わずかながら磁性が認められる。(俗称青銭)引用文献、引用拓は新寛永通寶蒐集リスト

明和四文銭背11波.pdf



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